岡宮天皇は、皇太子のまま死んだ草壁皇子の母ウ野讚良皇后（持統天皇）が贈った称号であり天武天皇の皇子であり、文武天皇、元正天皇の父です。11歳の時、壬申の乱に従い、両親の期待をになって皇太子となったが、父の死後、
即位を見ずになくなられた天皇です。古墳はかつて素戔嗚命神社の本殿があった場所にあり、幕末の陵墓改修の際に盛り土したものとの説もあるぐらいで、古墳かも疑問をもたれています。
この陵の東南部にある束明神古墳が考古学や古代史上では真の岡宮天皇陵との説が有力です。