山崎山古墳群
智辯学園和歌山様のご厚意により、見学させていただきました。
和歌山市の誘致で学校が創立したのですが、緊急発掘調査が行われた後、ほとんどが、現存していません。また、小学校の感謝祭の場所が石室と思っていたのですが、古墳塚で山崎山古墳群の供養の五輪塔が古墳塚として祀られていました。
古墳群は、16基確認され5世紀前半~6世紀後半まで築造され、全長45mの前方後円墳である5号墳以外は、10m前後の円墳です。1号墳は石棚と石障を持っていた横穴式石室だったそうですが、現在は造成工事で消失。学園の野球場裏あたりが、8-2号墳(径9m円墳・高さ1.2m、唯一保存されている古墳)になりますが、竹藪に囲まれて見ることはできませんでした。
小学校に紀伊風土記の丘から保管を委託された模型が展示されています。5・11・13号の模型です。古墳群全体の模型もありますが、ガラスで覆われているため、反射がきつくて見難い写真になってしまいました。
この場を借りて、智辯学園和歌山様および先生方にこのような機会を与えていただいたこと感謝いたします。
割竹型木棺  剣・工具
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