安閑天皇皇后春日山田皇女
春日山田皇女とは第27代安閑天皇の皇后として知られています。父は仁賢天皇、母は和珥氏。春日山田皇女陵(高屋八幡山古墳)は、元々全長約85mの前方後円墳で6世紀初頭に築造されたと考えられています。かつては墳丘に葺石がほどこされ、盾形の周濠を有していました。濠を含めると全長110mにおよび、中型の前方後円墳になります。
現在は墳丘が改変されており、一辺約30m程の方墳になっています。春日山田皇女陵周辺は、南北朝時代に「高屋城」が存在し、築城時に平削されたと考えられています。周辺の発掘調査により円筒埴輪、朝顔形埴輪、家・人物の形象埴輪が出土しています。円筒埴輪の形状から6世紀初頭に築かれたと考えられています。
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