岡峯古墳
奈良県吉野郡下市町の径15m、高さ4.5mの円墳で公営住宅の建設に伴い取り壊されるところだったとか。現文化庁から保存を言われたのに市長が無視^^;。再調査の結果残すことになったそうです。羨道・前道とありここまでは結構狭かったです。羨道部より一段下がったところに玄室があり、石棚と箱型石棺があり、岩橋千塚を思わせる風景です。石室は緑泥片岩を小積し、天井は巨石が使われています。側面の立てかけられた石は、玄室への壁だったのではと言われています。
普段は、入室できませんが、下市町教育委員会のページから申し込みができます。ただ、鍵を開けて頂いた方が、外で待っておられるので、20分ほどで出てきました。(土日も対応していただけるとのことです)
出土品は、下市観光文化センター2Fの展示場に展示されていますが、鉾・鏃は修復作業中で写真のみでした。