新沢千塚古墳群
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新沢千塚は総数約600基からなる古墳群で、日本を代表する群集墳でもあります。古墳群は、市南側で高市郡高取町との境界となっている貝吹山から四方に派生する尾根のうち、北西方向に伸びる低い丘陵上に立地しています。
新沢千塚に古墳が造られ始めたのは4世紀の終わり頃です。その後、6世紀の終わり頃までの約200年にわたって古墳が造られ続けました。そのうち最も多く古墳が造られた時期は、5世紀後半から6世紀前半にかけての100年間です。
1960年代、古墳群全体の約2割にあたる約130基の古墳の発掘調査が行われました。この調査によって、遠くペルシャや中国、朝鮮半島からもたらされた副葬品が出土した126号墳の調査はその代表的なものです。
126号墳
115号墳
115号墳
126号墳